最底辺のあがき

世の最底辺の弱者男性ひきこもり、目標立てて実行していきたいと思います https://twitter.com/hikky_pierrot

違和感の正体がわかった



ひきこもりの医療サービス利用率に驚くという記事で、ひきこもりUX会議の調査報告書に違和感があるみたいなことを書いたんだけど、この本を読んでその理由がわかってしまった。


>UX会議の調査では女性が六一・三%

アンケートを取ったUX会議自体が女性のひきこもりを積極的に取り上げてる団体なので、ひきこもりの実態と違ってかなり性別に偏りが出てしまってるみたいだ。

今更だけど、ひきこもりに男が多いというのはこの界隈では常識扱いされていたこと。

参考
引きこもりに男性が多い理由
中高年の引きこもり“61万人超”…なぜ4分の3が男性?「学歴や職歴が厳しい」から!?


今の時代に女性のひきこもりは楽だ!というのも嫌なのですが、バイトひとつとっても空白期間の誤魔化すのは女性の方が楽というのは間違いなくまだあるだろうし、ネット上の交流という点でも女性というだけで男の数倍はコンタクトがくるというのも有名な話でもある(ネット上の友達を非常に作りやすい)。

あとこれを見てほしい。
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気が楽になるが21.5%もいて、あてはまらないまでプラスすると38.2%がつらいと答えていない。
いくらなんでもひきこもりってこんな気楽なもんじゃないだろうと思ってしまう。

こういうの見るとこのUX会議調査は、単なる短期失業者や家事手伝い含めた層にアンケート取ってしまっているために、今まで言われてきたひきこもり像とイメージが合わない結果になってるんじゃないかと思った。

UX会議はかなり発信力が大きくなってるみたいなので、逆にこの調査結果は「ひきこもりって気楽じゃん」的な見方されないか少し心配になってしまった。


補足しておきますが、別にUX会議の活動を批判したいわけではありません。
女性のひきこもりで苦しんでる人も大勢いるだろうし、女性でも家事手伝いで誤魔化せる時代でもなくなってるというのもわかります。
行政を巻き込むという点では、この団体が女性や性的マイノリティのひきこもりを積極的に取り上げているのはむしろ正解だと思いますし。
もしかしたらUX会議が行政に積極的に働きかけたおかげで、男のひきこもり層にとってもプラスに働く可能性もありそうですしね。