最底辺のあがき

世の最底辺の弱者男性ひきこもり、目標立てて実行していきたいと思います https://twitter.com/hikky_pierrot

ひきこもりの医療サービス利用率に驚く

「ひきこもり」から考えー<聴く>から始める支援論という本を読み終えたのだけれど、それに少し驚きのデータが載っていたので紹介したいと思います。

ひきこもりUX会議の調査報告書「ひきこもり、生きづらさについての実態調査2019」という資料とのこと。

※回答者は全てがひきこもりというわけではなく、現在進行系のひきこもり65.4%、経験者含むで86.0%とのこと。

とりあえず下の画像を見てください。
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各種サービスの利用状況なんですがどれもこれも高い%を示しています。

自分的にはこの手のサービスに一歩踏み込めない人がひきこもりだと思っていたので、これだけ多くの人が積極的に利用してることにまず驚きました。

とはいえ回答者の全員がひきこもりではないという謎のアンケートなので、ハロワ・サポステの経験率なんかはなんとなく理解できますが、一番「へ?」と思ったのは医療サービスの経験率が72.7%ととてつもなく高く出てたことです。

自分が病院自体をほとんど利用したことない人間だというのもあるんですが、ひきこもりのほとんどがひきこもりであることを強烈に恥じているはずなのに、医者とはいえ他人である人に会いに行って心根を打ち明けるてってのが前々からどうしてもよくわからないんですよね。

今見ているひきこもり本にも、ひきこもり当事者は自ら病院に行くことはまずないと書いてあるわけで、このアンケートの謎は一層深まるばかりです。

そもそもこのアンケートに実態が現れていないのか、なんだかんだで多くの親が(最終的には)強制介入して病院に行かせているということなのか…

一般に言われているひきこもりという存在がよくわからなくなってきました。