最底辺のあがき

世の最底辺の弱者男性ひきこもり、目標立てて実行していきたいと思います https://twitter.com/hikky_pierrot

自殺配信しただるま氏のアーカイブを今更見た

自殺配信したひきこもりのだるまという人の存在を今更知って、遺書みたいな長文が記されたアーカイブを見た。

※個人情報があるのでURLは載せません。見たい人は「だるま、自殺」ででも検索してください。

これってひきこもりでも意見分かれそうな内容だとは思うけど、自分的にはかなり同情できたかな。
親が離婚、兄が自殺するような完全崩壊した家族関係の中で、家の中に自分のプライベート空間が全くなかったって本当に辛いことだと思うよ。
4男で一番力が弱くて主張しにくい環境というのもかわいそう。※自分にも兄がいるので日記の内容とかなり被るところがある。
まあ各々のプライベート空間がなくなるほど好き勝手に子ども作るとやっぱり家族の誰も幸せにならないのがよく分かる(逆に両親共働きの期間もあるから超がつくほどの貧乏とは思えないが)。


さすがにこの家庭と自分の家庭を比較するのは…とも思うんだけど、自分も高校時代に母親が精神的にも肉体的にもおかしくなった影響で事実上の家庭崩壊したんだよね。
当時は今以上に上の空で生きていて「家に居づらい」と思ってたし、なんか幻聴が聞こえ出して耳栓つけて自室にひきこもってたこともあったな。
部屋があるだけでも自分はだるま氏より遥かにマシではあるが…


あとこのだるま氏は母親に対する恨みを連綿とつづっているけど、たぶん母親だけが唯一の頼りで最後の最後まで「救ってほしかった」というのが伝わってきて辛い。
まあでもこの母親は離婚してもしっかり働いて苦労してる人だからさすがに叩く気にはならないかな。むしろ子育ての責任をすべて母親になすりつけてるっぽい父親のが気になってしまう。

ひきこもりの親は、母親(優しくても)が真剣に子供の将来を考えてない+父親が完全に子育てを放棄してるパターンが多いみたいなので、この家庭もそれに当てはまってたのかなあと。


最初は「貧乏貧乏言うてるわりにPSPPS4PS3XBOX360Wii、ノートパソコン全部母親に買ってもらって何言ってたんだ。バーカ」
で済まそうと思ったんだけど、やっぱりそれは自殺した人に対してあまりに軽い気がしたし、フェアではない気がしたので記事内容を変更してみました。


>このホームページには俺の人生が書かれてるけども、
>だからこのホームページを見た人の脳に俺の人生が記憶されるけども、
>その記憶こそが、俺がこの世界に存在していた証拠になると思ったからです。


少なくとも自分の脳には結構刻まれたな。下手したら自分ももうすぐ消えちゃうけど…

ネットでそこそこ有名人になったみたいだし、48000文字の遺書みたいなホームページ残して自殺した意味もあったんじゃないだろうか。