最底辺のあがき

世の最底辺の弱者男性ひきこもり、目標立てて実行していきたいと思います https://twitter.com/hikky_pierrot

教育コストは下がってるのに階層が固定化されるのは何故なのか

基本的に自分の部屋にいるので勉強もそこでやってるんだけど、
こないだ偶然みんなが寝静まった深夜帯にリビングで勉強したらびっくりするぐらい集中できてしまった。

そういえば昔、東大生はリビングで勉強してた人が多いというのを聞いたことがある。

とにかく人間って飽きる生き物だから勉強の環境にもすぐ飽きてしまう。
だから自分の家での学習に飽きたら図書館に行ったり、お金持ってる人は喫茶店に行ったり、更にお金持ってる人は自習スペースを借りたりするのだろう。

学生となると後ろ2つはなかなか難しい(今はコロナ禍だから図書館も難しいか)
だからこそ自宅の勉強場所として自分の部屋とリビングの2つがある家庭の子供は優秀になる人が多いんじゃなかろうか。

最近金持ちの子供は金持ちに、貧乏人の子供は貧乏人にみたいなことがよく言われる時代になった。階層の固定化というのか。

ただ教育コスト自体は実は年々下がってるような気もするんだよね。
自分が学生時代のころは有名進学校なり、有名塾、有名通信教育に多額の費用をかけなきゃどう勉強していいのかもわからなかったけれど、
今の時代はネットで調べればきっちりした参考書ルートをすぐ確認できるし、スタディサプリのように塾と比べたら超安い金額で良質な授業を受けられるようにもなっている。
こないだ紹介した『ただよび』なんてyoutubeの広告見るだけで質の高い授業が見れるというのもある。

ただやっぱり勉強環境だけはどうしようもない。
実際中流から下流の家庭でリビングが勉強環境になってる家ってほとんどないのではないだろうか。
自分の家庭のリビングを思い出すと、親がプロ野球見て大騒ぎしたり、バラエティ見ながら大声で笑ったりととてもじゃないけど勉強をできるような環境ではなかった。

おそらくだけど、勉強に理解ある家(必然的に金持ちが多い)なら適当にテレビ流してギャーギャー騒ぐなんてこと自体しないのだろう。
夕飯後に優雅に読書でもしてるような親なら子供もそこで一緒に勉強ってことになるかもしれない。

これからもどんどん教育コストは下がっていく時代になるんだろうけど、裕福な家庭と貧乏な家庭の勉強環境差は埋まりようがないので、下流民はやはりなかなか這い上がれないんだろうな。